「澎湖を思い出し、感じる旅」第18天(2023/2/3)

盆栽
盆栽

未だに現実ではないような感覚。

今日はついに西の島、西嶼まで行ってきた。
あいにく、風も強く曇天であった。
今まで行けてなかったので、まずは今日一日で西嶼を一通り回れるように行く場所を厳選して回った。

とはいえ、やはり出発は12時を回ってしまった。

バイクで街中から約25分。まずは西嶼に入ってわりと近くのこちらから。

もちろん廟から始める。合界威楊宮。

続いて昼飯を食べに小門へ。

小門にある小管麵線(イカ入り台湾素麺)の店。

西嶼を回るときはたいていここか、先日書いた美東芳で牛肉麵ということが多い。
なぜなら、通り道と言えるし、有名店で、味も間違いないからである。

突き出し。

小管麵線と川燙小管卵。本当はハリセンボンの皮を頼もうと思ったが、おすすめされたのでこちらを頼んでしまった。

結果的に、気づいたらイカ尽くしに。。

腹を満たして、風茹茶を探す。

風茹茶とは、澎湖のお茶で独特のハーブのような味わいがするお茶である。

小門の神に挨拶しようと思っていたら、ここは建て替え中であった。

ので、すぐ隣にあった神様が置かれているところで挨拶。

というわけで、今回は西嶼を反時計回りに行くことにした。

続いて大池。

なぜか鍵。俺の戸締り。おかえりなさい。やな。帰ってきたで。

すぐ後ろは海なのに。

前よりも妙に猫が多いよなあ。

大池で挨拶するのは、この2か所。

左は北極殿と書いているが、治安宮という名前。祀っている神はわれらの玄天上帝。
そして、右は西林寺。仏教寺であるが、この治安宮とゆかりが深いのと、個人的にも好きな寺なので挨拶してきた。

大池から小池を通って、池西方面へ。池ラッシュ。

夢幻沙灘(ドリームビーチ)。引き潮の時に遠浅の砂浜が現れる。
砂がきめ細かく鏡面反射のようになる。夕日スポットでもある。

今日は天気悪いので、天気良い日にまた来ましょうね。

小池角關帝廟。関羽を祀る廟。

3年来ないうちに店が増えたな。

廟の裏にも何軒か。浮きでド〇えもん作るのはもう定番ですね。

ここにこんなに店ができたのもなんとなく理由はわかる。

この雙曲橋が新たな映えスポットとして、観光客が立ち寄るスポットとなったため、かと思われる。
夏場で、晴れで、満潮ならすごくキレイな場所である。

ここから、海沿いを北へ行くともう一つの観光スポットが。

池西岩瀑。岩の滝のように見えますか?
この囲いのようになってるのは、元は養殖場ですよ。

 

西嶼は玄武岩祭である。

 

次の目的地、赤馬へ行く途中で西嶼名産を購入。

枕餅という名前だが、菓子パンみたいな感じで、食感はちょっと固いパン。
帰ったら、茶と一緒にいただこう。

というわけで赤馬へ。

赤馬赤樊桃殿。こちらも最近立て直したばかりで、まだ神様は移動されていなかった。
4月後半に神様移動のイベントがあるので、タイミング合わせて見に来たいところですが、どうかな。

そのまま內垵を突っ切り外垵へ。

澎湖本島最西端の灯台。逆風に耐えてここまで来たらさすがに達成感。

この灯台は清の時代(1875)に作られた西洋式の灯台です。
なんとなく見たらわかるよね。漢字ができる日本人は中国語学ぶのに有利ですよ。

というわけで、ここからは戻る方向に走る。

外垵餌砲。フェイクキャノン。

だいぶ前に書いた五德のものは、林の中に放置されているが、こちらは観光地とされており、管理されており修復もされている。

周りは本当は水が溜まってて池のようになっているのだが、完全に干からびていた。

水深皆無。

ここから崖を下って外垵の港町へ。

魯國大夫廟。外垵の2強廟の片方。ここの武轎は他の廟のものと違い、唯一女性が担ぐ。

そこから、今回初めて行く観光スポットへ。

海賊洞。簡単に言えば玄武岩がパッカンして洞窟っぽくなっているっぽい。

よくわからんがとりあえず行ってみることに。

バイク降りてから海沿いの岩場を結構歩いた。。
多分ここだろう、真ん中がパッカンして中に入れるようになっている。

ただ、潮の満ち加減が気になったので、探検は次回にしよう。

 

西嶼は玄武岩祭である。

 

港町へ戻ると、例のごとく元宵節の準備が着々と。
外垵は何を隠そう澎湖で一番デカい港町で、元宵節イベントも一番盛大に行われることで有名である。

遠いので来るのは大変だが、来る価値はある。

外垵溫王宮。元宵節もお邪魔します。
挨拶を済ませ次の目的地へ。

內垵沙灘を崖から見下ろす。
暴風で波が荒ぶっていますが、夏は全然ちゃいまっせ。

近くに咲いていた天人菊。澎湖の県花です、って前に書いた気が。沖縄にも咲いてますよ。

內垵まで来た。內垵內塹宮。
ここも元宵節のステージ作りが行われていた。

ここの情報はとくにFBでは見ていないが、地元の人のためのイベントなのかもしれない。

そもそも、元宵節は特に観光客向けではなく、基本的には内輪で盛り上がる感があるので、それのためにこれだけ島を挙げてイベントをするのは、やはり澎湖の信仰の厚さが反映されていると思う。

もちろん、観光客もウエルカムなので、俺も存分に楽しみます。

崖を上がり、3年のうちに新しくできた観光地に立ち寄る。

日本統治時代の弾薬倉庫が公開されている。

ただ入場料が取られるようなので、今度もっと時間がある時にゆっくり回りたい。

続いて、池東大菓葉柱状節理。さっきの岩瀑は池西。ここまで戻ってきた。
こちらの壮大な玄武岩の柱状節理は日本統治時代に偶然発見されたもの。

現在では、澎湖を代表する景観の一つであり、俺が製作に携わった「澎湖入門」の表紙にも使わせていただいている。

冬はやはり乾燥するのか、池が干からびている。気候変動もあるのか?

 

まったくもって、西嶼は玄武岩祭である。

 

続いて、この裏側へ。

三石壁と言われる、閉ざされた空間の壁一面に玄武岩の柱状節理。

こちらは2016あたりに秘境として紹介された。

前は壁の白くなっているところぐらいまで水があったが、池の水が年々減ってきている気がする。
前に登れるように雑草が取られていた所が再び雑草だらけだったり、この3年でだいぶ放置されたのかもしれない。

今年の観光シーズンに向けて再整備されるのかどうか。

 

やはり西嶼は玄武岩祭である。

 

ここから北へ少し行き、二崁聚落へ。

なんか動物だらけ。

こういった清の時代のような建物が立ち並ぶ集落が残っている。
景観を崩さないために新しく作る建物も同じ方式で建てられる。

こちらは新しく(といっても3年ちょっと前)できたが同じ方式。
杏仁茶の有名な店。

二崁の神様にも挨拶。前に澎湖離れた時は完成途中だったと思うが3年のうちに完成され安座されていた。

猫がなぜかめちゃくちゃ多いな。

 

集落から東の海沿いに抜けて、走る。

ここは、かつて観光地にしようとしてちょっと整理したけど、その後放置された場所。

なんとなく、Google見るとこの横に道路作ろうとしてて、ここもいずれ整備して観光地にしようとしている気がする、あくまで予想だけど。

 

どうにもこうにも、西嶼は玄武岩祭である。

 

そのまま北上し、竹灣へ。

ここも関羽を祀る廟。

前は地下に面白い場所があったが、今後はまた別の形に変わるのかな。
とりあえず挨拶を済ませる。

ゴールが見えてきた。

西嶼入口近くのオブジェ。これも夜は光るのかな。

橫礁五天宮。ここをもって、西嶼の挨拶周りは完了。
良かった、一日で回れて。

帰りに跨海大橋を撮ったが、やはり天気良くないと難しいね。
一応RAWもあるのでフィルター通せば多少は良くなるのかもしれないが、それは今後の課題ですね。

玄武岩に関しては、小門にも大池にも観光スポットがあるが今回ははしょった。
他にも、時間の関係でいくつかの観光地をはしょったので、今後タイミングがあればその時にまた回ろうと思う。

達成感のある西嶼巡りであった。


途中強風に煽られ、軽く雨に顔を刺されながら(マジで痛い)街中へ戻り、今日はヤギ肉食べようと一番好きな店へ。

しかし、混んでる・持ち帰りのみ・そもそも好きなメニューが無くなっていた、の3つの理由により断念。
他のヤギ肉の店へ。

蔥爆羊肉。美味しい。美味しいけど、やっぱりあの店の方が好きだなあ。
今回は縁がなかったな。また次回の旅の時かな。

そして、昨日〇ュバルツ〇ルーダーの口調で煽った街中の廟の件であるが、ついに行くことができた!

ここも関羽を祀る廟である。

 

今日は関羽と玄武岩祭だったなあ。

ところで玄武岩祭ってなに?知らん。

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